サスティナブルな犬の散歩
“本当に難しいことは一歩踏み出すことよりも
いつも変わらぬスピードで歩き続けるということ”
っていう歌詞を10年くらい前に書いたのですが、今でもやはりそう思っています。
何事も一歩踏み出すということは勇気のいることだし、考えなければならない事がたくさんあると思いますが、気持ち的には新鮮で希望に満ち溢れており、情熱が体を突き動かしてくれて、なんとかなってしまう事が多いです。
だけど、問題はその後。
最初の一歩に気合を入れすぎてしまうと、それだけで満足してしまったり、上げすぎたモチベーションをキープする事が難しくなって面倒くさくなって、結果それで飽きてしまい、気づいたらやめているという尻すぼみパターンに陥ってしまう。
そうです。
それが、
僕です。
だけど、このブログを読んでいるあなた。
あなたもきっと、そうであるはず。
絶対そうであるはず。
絶対に!
・・・失礼しました。
とにかく物事を始めるときには “持続可能かどうか” をよく考えてから始めたほうがいいんじゃないのかな〜?という「SDGs」のイメージソングみたいな歌をすでに10年前に書いていたのです。
それはつまりどういう事なのか?
つまり、僕は天才ということです。
嘘です。
・・・失礼しました。
あぁ、ダメだ。
そんな話がしたかったんじゃない。
えーと、犬の散歩しています。
朝5時に起きています。
犬の散歩は朝晩1時間くらいするのが良いらしく、そうなると平日は朝5時から散歩に行かなければ仕事に間に合いません。
というわけで朝5時起床の生活が始まってそろそろ2ヶ月が経とうとしています。
早起き派の皆様にとっては「それがどうした」と言われてしまいそうな話ですが、僕にとってはとんでもない事なのです。
僕は元々、夜更かし派でしたので夜の12時くらいに寝て、朝は6時半過ぎに起きるという生活パターン、休日になってしまうと、夜1時過ぎに就寝、朝8時〜9時に起床という生活パターンでした。
そしてとにかく朝が弱い。なかなか起きられないのです。
2度寝、3度寝を繰り返し、ギリギリまで寝ていようとするグダグダな寝起きを毎朝繰り返していました。
それが、今では夜10時就寝、朝5時起床パターンの早起き派に見事仲間入りしてしまいました。
こんな僕ですから「こんな生活、どうせ続けられないだろう。」と最初から期待値は0でしたが、気づけば2ヶ月。
今や、朝5時に起きないとなんとなく調子が出ないような体にまでなってしまいました。
動物の持つ力というものは本当にすごいです。
「犬の散歩」というたった一つの目的で、人は生活習慣を変える事ができるのです。
そう思うと、「持続可能かどうか」というのは自分だけの問題ではないのかもしれない。
相手という存在があれば「持続せざるを得ない」状況になり、前向きでなくても持続できる事があるのだろう。
思えばそうだ。
ずっと続けている事がある。
毎日毎日続けている事がある。
続けたくて続けているのか、しょうがないから続けているのか。
分からない。
だけど今も続けている。
それは
「生きる」という事だ。
・・・失礼しました。