いぬとさんぽ

本島ヒデオと犬の日々

4つの可能性の話

とまぁ、堅苦しい「あいさつ」と「こうなった経緯」までは書きましたので、ここからはもう思った事をポンポン書いていこうと思いますが、

 

「そもそもなぜ飼い主さんがまだ現れないのか?」

 

この疑問だけはいくら考えてみても悩んでみても、飼い主さんが現われるまで答えは出ないわけなんですが、しかし人間は考える葦であります。

 

意味がないと分かっていながらも、散歩しながらいろいろと考えてしまうものであります。

 

といわけで、ここでいくつかの可能性の話をしてみたいと思います。あくまでも、可能性の話です。

 

 

【1、ご高齢の方が外で飼っていた可能性】

 

これが、一番多くの人が予想している話になります。

そもそもSNSでかなり拡散していますので、もしこの犬を飼っている方がお若い方、またはご家族の中にお若い方がいらっしゃったとしたら、きっとネット関係で検索するはずです。

もちろんご高齢の方でもネット関係にものすごく強い方もいらっしゃいますので、一概にそうだとは言い切れませんが、なんとなく飼い主さんはご高齢の方なのかな?と想像できます。

また、首輪が鎖で繋がれていましたので、おそらく室内犬ではなく外で飼われていたと思います。散歩中に逃げてしまったというわけでもないと思われます。

 

 

【2、何らかの理由で飼い主さんが家を留守にしてしまっている可能性】

 

これはいろいろと想像するとものすごく悲しい話も想像できてしまうのですが、何らかの理由で飼い主さんが家を留守にしなければならない状況になってしまい、犬が逃げてしまったことにまだ気づいていないのかもしれないという可能性。また、逃げてしまったことは分かっているけれど、これ以上飼うことはできないから、「これはこれで良かったのかもしれない」と、諦めてしまったという可能性もありえます。

 

 

【3、本当は飼い犬ではなく、野良犬だったのかもしれない可能性】

 

妻が拾った犬は「ラブラドールレトリバー」という犬種になります。このラブちゃんはとても賢いらしく、盲導犬や警察犬になる犬種だそうです。ということ、本当は野良犬だったのに飼い犬を装ったという可能性もあります。

 

もともと、首輪も鎖もなかったんだけど、誰かに拾ってもらいたくて、どこかで首輪と鎖を盗んで自分で首輪をして鎖を繋いで、わざと車通りの多い朝の通勤ラッシュの時間をねらって道路を歩いた。

 

そこへ僕の妻が現れ、まんまと保護をした。

 

はい、だーいせーこーう!!

 

という自作自演パターンの可能性。

 

 

【4、未来の自分たちから送りこまれてきた可能性】

 

僕たち夫婦はこの先、ある困難にぶち当たります。その困難を乗り越えるためにはどうしても「犬」が必要なのです。

犬を飼っていなかった未来の僕たち夫婦はそれはそれはもう悲しい状況になってしまいました。

 

未来の僕は言いました。

「僕たちが犬さえ飼っていれば・・・、こんな事にはならなかったのに。。。」

 

隣で妻は言いました。

「どうか、未来を変えてほしい。」

 

そう言うと妻は、どこからか連れてきた黒いラブラドールを「犬専用小型タイムマシーン」に乗せ、ダイヤルを回しました。

 

行き先は「2021年」

 

という、ターミネーター犬である可能性。

 

 

他にも考えられる可能性はたくさんありますが、今日はとりあえずこんなもんで。

 

とりあえず、首輪の裏に「2035年」と書いてないかどうかだけ確認したいと思います。